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#10 花粉

2022.03.12

キミに会いたくなるのは
季節の変わり目とは限らない
春先の鼻炎より手に負えない
キミの花粉が宙を舞う

僕の部屋まで 何千キロもの旅路
電線に絡まって それでも僕を見つけて

くれる くれる くれる また日がくれる
ぶれる ぶれる 世界がぶれる
そんな日々が続いたとしても
僕はくしゃみを続ける

2005年、まだソロプロジェクトとしてカミナリグモをやっていた時に会場限定で作った音源。
季節柄ちょうど良いと思ってセルフカバーしてみました。

この頃、ゴマちゃんはたまにライブで手伝ってくれたり、当時の音源でもちょこちょこ参加してくれているような関係で、ライブはギター一本の弾き語りがメインで。

アコギ用の小さめのアンプを持ち歩いて大荷物であちらこちら移動していて、あの時のエネルギッシュさはあの時だけのもので、とても懐かしく思う。でも結局その後に色々と疲れてしまい、最初の活動休止に至って、一年後にゴマちゃんが加入して再開するという流れになったのがこの時代。この曲をライブで歌ったりすると長野のこととか、当時のことをすごく思い出す。

それで言うと今の週刊デモだったり、今年の活動は近年になくエネルギッシュで、自分のひたすらやる時とその反動で廃人になる時の極端さは根本的な性格としてずっと変わらないもののような気がしている。。

この曲は毎年この時期によく歌ったり気に入っている曲なのでまた今のカミナリグモでもセルフカバーしたいな。

これでようやく10曲目。結構よくやってると思うので褒めて欲しい。笑

来週も何とか。

(Gt.Vo.上野啓示)