啓:「ではアルバム発売ということで」
源:「リリース、おめでとうございます」
啓:「レコーディング、ありがとうございましたー」
一同:「かんぱーい」

啓:「レコーディグの日は飲めなかったもんね」
源:「車で来たから。全持ち込みしたもん(笑)」
ゴ:「あれいつだっけ?正月すぐ?」
菅:「5日とか?」
啓:「そう、明けてすぐ。明けましておめでとうございます的な」
源:「正月に仕込まないとみたいな。スタジオやってねーかもみたいな(笑)」
ゴ:「そうだよね、正月ないみたいな感じになっちゃうよね」
源:「酔ってる場合じゃない(笑)」
啓:「すいません、独特なスケジュールになってしまって(笑)」
ゴ:「それで今日は飲みながら、色々聞いてもらえたらという企画で、浅野さんもありがとうございます」
浅:「こちらこそ楽しみにしてました。源さん、キャノン(菅野)さんとカミナリグモの関係とか、レコーディングの話など聞かせていただきたいです。まずはじゃあキャノンさんからカミナリグモとの出会いを教えてもらえますか?」
菅:「FoZZtoneというバンドで2007年にデビューしてカミナリグモに会ったのは、2010年?」
ゴ:「2010何年だっけ?シャングリラ(大阪)だったよね?」
啓:「確か『Smath this world!』の時だから2011年?フォズのイベントでツーマンだったかな」
菅:「たしか(山中)さわおさんも打ち上げにいたよね?」
啓:「そうそう、当時プロデュースしてもらっててベースが(鈴木)淳さんだったから、翌日ピロウズが大阪ライブでその前のり日で、会場打ち上げだけふらっと顔を出しに来てくれたんだよね」
菅:「フロアで挨拶したの覚えてる」
啓:「そうフロアで乾杯して、一通り話したら、僕らとドラムの森(信行/くるり)さんは夜走りで帰るっていうスケジュールだった」
菅:「その時に『タメなんだねー』みたいな話したよね」
啓:「したした。メンバーみんな同い年だもんね」
菅:「その後、下北のQueとかで会った記憶がある」
ゴ:「あれは、カミナリグモのアコースティックイベントだよね?」
啓:「そうそう、ニコルズのだいちゃんも出てくれて、渡會(将士/FoZZtone Vo.)くんと菅野くんペアの3組で」
菅:「それか!」
ゴ:「その時に菅野くんがアップライトベースを持ってきてて、ゴリゴリのロックバンドだと思ったら、そういうアコースティックもやるんだねーみたいな話をしたのを覚えてる」
菅:「そうそう、俺、アップライト持ってジャンプしてどーんってやったもん(笑)」
ゴ:「あー、やってたねー」
菅:「そのぐらいから仲良くなった気がしますね」

浅:「お互いのイベントに出たりっていうところから、カミナリグモの制作に関わるようになったのはいつからですか?」
啓:「制作、というよりライブが先なんじゃない?」
ゴ:「活動休止前のライブだよね?2016年?」
菅:「そうか、そうだった。その後啓示くんのソロでベース弾いて、からのまたカミナリグモっていう感じだよね」
ゴ:「あとあれだよ、俺はまた別で上野優華ちゃんとかさ、別のサポートで菅野くんと一緒にやってたから、活動休止後も別ベクトルでそれぞれ関わってもらってて、そのまま活動再開後もやってもらってっていう流れかな」
啓:「僕は同い年だし、菅野くん、こういうフラットな、フレンドリーな性格だから、当時から楽しくやってたよね。最初はもっとこわい人かと思ってたけど(笑)」
菅:「それみんなに言われる(笑)」
啓:「その後、カミナリグモが活動再開して2020年に出した『SCRAPPY JEWERY』で、6人3組のリズム隊に参加してもらって。そこで菅野くんと源さんも初めて一緒にレコーディングしたのかな」
ゴ:「そうだね、活動再開してからのバンドライブも弾いてくれて、その流れでレコーディングもずっとやってもらってるね」
浅:「なるほど、よく分かりました。では続いて源さん、プロになったところからカミナリグモとの出会いまで、教えていただけますか?」
源:「LOST IN TIMEは2002年にデビューで」
ゴ:「早い!」
啓:「早いなー。その頃何者でもなかったよね、我々」
源:「22の時」
菅:「え、22?」
啓:「それがロストのすごいところだよね。自分たちがただの大学生の時にもう世に出てて」
ゴ:「だって俺、島村楽器(松本)でバイトしてた時にLOST IN TIMEのバンドスコア、入荷してたもん」
浅:「僕も音楽雑誌長くやってますけど、結構初期から頻繁に出ていただいてました」
啓:「当時、長野県の松本市の美容院で雑誌開いたら載ってたからね」
源:「完全にUK.PROJECT(所属事務所)のおかげです!(笑)」
啓:「いやいや、実際に評価されてましたから」
源:「からのカミナリグモの出会いですよね」
啓:「ロストは2002年にデビューで、僕らは2008年デビューなので、そこからだいぶ先になっちゃいますけど」
源:「あれ、ロストより海北くん単体の方が先?」
啓:「あ、そうかも。でもサーキットイベントとかではよく一緒になってて、当時あったQuip Magazineのイベントで海北さんと弾き語りで一緒になったのが共演は最初かなぁ」
源:「Quip Magazine!なつかしい」
ゴ:「風知空知だったよね?見に行ったわ」
源:「ロストがアコースティックとかやるようになってからの話だよね」
啓:「そうかも。それで僕らは一番デビューが遅いところから、いわゆる下北系のロックバンドまわりと一緒にやらせてもらえるようになって、ロスト、つばき、メレンゲ、セカイイチとか、その流れでCLUB Queでロストとツーマンやらせてもらったのが最初かな」
ゴ:「それも2011だっけ?2012?」
啓:「覚えてないなー。どちらかというと先につばきと仲良くなって、一緒にツアー連れて行ってもらったりして」
源:「つばき先輩にはお世話になってました」
ゴ:「だからその中ではロストと共演したのは後の方だったかも」
源:「上野くんがよく見にきてくれてたっていうのがあって。気づいたら仲良くなってたっていうか」
ゴ:「そうだね、対バンっていうより飲んでたイメージがある(笑)」
啓:「やっぱりサーキットイベントの打ち上げとかでよく会ってたんじゃないかな。その流れで、海北さんと今回参加してくれてる三井くんとも仲良くなって」
源:「それでなんで俺がカミナリグモやるようになったかっていうと、三井時代からってことでしょ?」
啓:「そうそう、最初から三井くんだった」
源:「三井はサポートでしょ?俺もサポートしたいと思って、ドラムがいないところどこだ?ってなって(笑)」

啓:「あるあるですね(笑)」
源:「上野くんに電話して、『やらしてくれ』って言ったの。だからそっから始まってるの」
啓:「そうそう、すごいやりたがってもらってるんだなってうれしくて。なんかロストが大きいホールでライブやった時に見に行って、豊島、、」
源:「豊島公会堂?」
啓:「そう、ライブの後に挨拶したらapple musicで全曲聴いてるよ、みたいに言ってくれて」
源:「アピール(笑)。でもなんかカミナリグモ良いじゃんみたいに言ってたのも三井だったのよ」
啓:「三井くん、昔からカミナリグモ、評価してくれててありがたいね」
菅:「こないだもめっちゃ褒めてたもんね 」
啓:「なんか歌ものの、歌詞があってエモーショナルでっていうバンドシーンの中で共感してくれるところがあったんだろうね。だからロストは、3人ともみんなすごく良くしてくれてて、海北さんともツアー回らせてもらったりしたし」
源:「”上野天才説”あるからね、LOST IN TIMEの中では」
啓:「いやいやいや(笑)、でもこれインタビューとしては最高の受け答えしてもらって(笑)」
源:「”あいつ天才だわ”って みんなで言ってたもん。みんな大好き上野(笑)」
– 一同笑い –
啓:「うれしい、でもやっぱり共感してくれるベースがあっての一緒にやるっていうことだと思うので、素直にうれしいですね」

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