kaminarigumo

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REPORT

2023.12.03

"カミナリグモ ONEMAN LIVE
“Welcome To Our TOYBOX”"

- 新宿 プーク人形劇場 -

SETLIST

01.こわくない
02.スカーレット
03.バスと占い師
04.MY FILM
05.Sleepy Owl
06.夜明けのスケルトン
07.それはある日の出来事
08.Butterfly Girl
09.Maybe Lovesong
10.TOYS
11.1秒先
12.201週目の飛行船
13.ブランクペーパー
14.Foolish Music
15.TOY BOX STORY
16.ブラインドフォトグラファー
17.漂流記

-en01-
絵空事
Witchy Girl


-en02-
王様のミサイル

DISCOGRAPHY

去年アニバーサリーがあって、今年はどうしようか?、と、今年の頭くらいに啓示くんと話をしていたときに、二人完結型の原点に立ち戻ったライブを久しぶりにやってみよう、という話になって。
アニバーサリーもあったし、いろんな人達とのコラボレーションは続いてたけど、二人でのワンマンライブはここの所していなかったなぁ、と。
あと、二人でなんでもやろう、と試行錯誤していたときに今立ち戻って、二人だからこその面白いことをやる、というのも良いんじゃないか、と。

ライブの場所はspeepy.abの成山さんの紹介もあって、とてもレトロで素敵な会場が見つかりました。
プーク人形劇場は、雰囲気的に今回のコンセプトにぴったりでした。成山さんには本当に感謝です。

プランは固まって、漠然と、たくさん楽器を並べたり、おもちゃみたいなリズム楽器を持ちこんでステージ一杯にして、その場で生録音をしてみよう、みたいなことは決まったんだけど、いざ探すと、ちょうど良い、おもちゃみたいなリズム楽器、て無いんですよね。笑。
ガラクタ、というのがキーワードになって、いい感じのバケツ、ビール缶で音を鳴らせるようになって、キッズスネアを色々調整して使えるようにしたり。あとトイピアノとアンデスとフットタンバリンも要所でつかえるようにアレンジしたり。
啓示くんもいつも使わないガットギター含め、アコギとエレキを総動員して。運搬が大変だったなぁ。笑。

でも、舞台に一通りセッティングしたらとてもイメージ通りで、その段階でもうわくわくでした。
今回照明も舞台にあったランプとか、色味もこだわってもらったりして、本当に素敵でした。

啓示くんがMCでも言ってたけど、10年くらい前に二人でやっていこう、と決めて色々試行錯誤してたときは、ステージの真ん中に色々大掛かりな置物を持ち込んだり、照明も啓示くんが曲中に切り替えたり、自分もリアルタイムに曲展開調整できるように仕込んだり、いろいろやってきたなぁ、と。
そこから休止があって、新たにいろんなミュージシャンやスタッフの人達の関わりがあって作り上げた作品やツアーも経験して。それも良いけど、二人完結スタイルは、カミナリグモの引き出しの一つとして、これからも追求していきたい、と今回改めて思った。

本当に楽しい時間だった。時間を作って観に来てくれた皆さん、本当にありがとうございました。
配信アーカイブでも観る事ができるので、来れなかった皆さんも含め、年末年始でライブを反芻してもらえたら嬉しいです。

ひとまず今年のカミナリグモライブはこれで終わりで、今年の経験を旨に、来年も頑張っていきたいです。