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アーカイブ期間も終わって、ようやく少し実感が湧いて来た。　

改めてこういう時代に、僕たちのどたばたの試みに付き合ってくれたこと、感謝しています。

リリースから3ヶ月以上、まとまった時間ではあったのだけど、色んなことを考えて、新しい経験をして、実際の時間以上にとても長く感じられる、記憶に残る2020年の夏だった。

これまでのリリースと同じく、上手くいったこと、いかなかったこともあるけど、やっぱりね、自分たちの作ったものが必要とされて、誰かにとって特別なものになっていくことがうれしくて、それがやり甲斐で生き甲斐だなぁと素直に感じることができた。

今、そばにいてくれる人たちやこれから出会うかもしれない人たちとそういうキャッチボールをただただ続けていきたい。

それしかないな、望むことは。

まさかこんな世界が僕たちの前に訪れるなんて、レコーディングをしていた去年の今頃は夢にも思わなかった。

これからまた想像もしない出来事が、悪いことも、良いことも待ち受けているだろう。

明日、どうなるかも分からない時間の中で、やっぱり良い曲が出来た時のあの、「ゴマちゃんに聴かせたい、みんなに聴かせたい」っていう感覚が自分の知っている中では至高の感覚で。

それをできるだけたくさん味わえるような人生にしたい、そんな風に思っている。

しばらくずっと、拡げることやライブのこととか、作ることとは違う部分の気が張っていたので、一息ついたら曲をばばっと作ろう。

もっと抜け殻になるかと思ってたら、意外とそうでもなくて。

またすぐ曲ができそうでうずうずしている。

結局、画面越しにしか会えなかったけど、、みんなどうか元気で。

また会う日まで、僕たちは今できることに向き合っていくつもり。

ガラクタで宝石のような時間を共有してくれてどうもありがとう。

2020.09.20
下北沢CLUB Que

01.follow me
02.ジュエリーソング
03.ソファ
04.一秒先
05.rat-foot
06.Half Asleep
07.カスタードクリーム
08.TOY BOX STORY
09.アニバーサリー
10.patchwork
11.手品の続き
12.ローカル線
13. mutant
14.キャンディーブルー
15.こわくない
16.夜明けのスケルトン
17.20号
18.サワー

-en-
SCRAPPY SONG
Sweet Beast（新曲）
夕立のにおい