色々あった2020年も残りわずか。
今年は久々にリリースもあったし、やはり作ったものが誰かに届くということの嬉しさを噛み締められた一年だった。
リアルなツアーはできなかったけど、、オンラインでどこからでも見てもらえるやり方が確立できたのは、自分たちのようなスタイルや規模感のミュージシャンには大きな収穫になったと思う。
活動再開して、待ってくれていた人、新しく知ってくれた人とまた音楽の旅が続けていけるということがうれしいのはもちろん、活動全体の中で、ゴマちゃんが休止前よりも活動の中心にいてくれていることが実感できたのは、自分の中では新鮮というか、うれしくてありがたいことだなと感じた一年でもあった。
以前はもっと楽器の人というか、自分はアーティストではないというスタンスで、活動を回して進めたり、表現していくエネルギーの割合が自分の方が圧倒的に大きくて、もちろんボーカルでソングライターだと当然ではあるんだけど、メンバー二人というところで、常に気が抜けない緊張感や重圧がずっとあって。
それが色んな経験や変化があって、今、こういう関係性でカミナリグモを進めていける形ができたことが不思議だし、未来に向けた”希望”のようなものだと感じている。
休止期間で失ったものもあれば、得たものも大きい。
ここからまた作って届いて、ライブで会って(オンラインでも)というようなことを続けていきたいし、
今の自分たちなら、それが前向きに実現できるという希望がある。
とにかく新しい作品を聴いてもらいたい。またアルバムを作りたい。
そのためにはお互いやはり健康で、音楽で分かり合う瞬間のために、この時代を何とかやり過ごしていくことができたらなぁと。
想像もしない大変な一年だったけど、どうかみなさん良いお年を。