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#07 native town

2022.02.19

どこか行きの青い標識
呼び方も知らない街
きっと僕や僕の街も
誰かにはそうだろう

遠くカンカンと うねる沿線に
響く耳慣れた音色
それは淡々と どこか安心で
まるで母の声みたいで

どこか行きの僕の標識
行き先は見当たらない
色の消えた信号機が
僕に決めろと言う

ゴマちゃんソロのインスト音源「Invisible Flower」に歌詞をつけてみた。
どの曲も歌詞がのりだそうなぁとはずっと思っていて、それぞれ取り組んでみたのだけど、この曲は特にスムーズに歌詞がのってきて、書き始めたら早かったかな。

メロディだけある曲って、普段の生活だったり、特に移動中とかに想像を巡らせて言葉を見つけていくことが多いのだけど、ちょうど国道にある青い標識を見ていたら、この歌詞が思いついて、インストのノスタルジックな印象と相まって、自分の故郷を想起させるようなストーリーになった。(多分、道路とかの描写が多いのはそういう理由かも)

やっぱりそれぞれ暮らした街というのは記憶に残っているもので、中でも幼少時代の町並みや風景の記憶はとても印象深く、音や空気感を伴って今でも思い出せるから不思議だ。

ゴマちゃんの曲もそうだし、共作とか、仕事でもたまにあるけど、人の曲に歌詞をつけるのは結構好きなんだよなぁ。

こういう曲もまたこのシリーズでアップすると思います。

一旦山場は越えたけど、今週ギリギリだったので、しばらくこんな感じでバタバタしそう。どこかで貯金を作らないと。

なんか高評価が多いとおすすめ動画とかに出やすいと伝え聞いたので前回からエンディングに一言入れるようにしています。

やっぱりやる以上、知ってもらうきっかけになればと思うし、チャンネル登録も増やしてリリースの時の力になればと思って始めた企画でもあるので、一つよろしくお願いします。

来週もがんばるぞー

(Gt.Vo.上野啓示)